
INTERVIEW
電気
強電担当
RAILWAY to
古川 裕貴
2021入社
埼玉県出身
電力の安定供給を守り、
安全運行へ導く。
私は主に変電所と配電所の保守・保安を行っています。変電所は電力会社から送られてきた高圧の電気を電車や施設で使える電圧に下げる施設。配電所は変電所で変圧された電気を駅舎内に供給する施設です。
保守・保安業務では、変圧器や遮断器の点検、変電設備の状態監視などを実施し、設備トラブルを未然に防いでいます。設備の点検やメンテナンスを経験するなかで、電車の安定運行を守るためには、電力の安定供給が非常に重要であると感じています。さらに、業務内容として高圧の電気を扱うため、安全管理が非常に重要です。東急電鉄では定期的に安全教育や訓練が実施されており、これらの機会を通じて常に学び続け、万全の安全対策を講じています。
入社後を振り返って成長を実感できるのは、検査の流れや重要なポイントを理解し、後輩へもアドバイスや指示を行えるようになったことです。
特に夜間作業の停電作業や精密検査について、進め方や各検査の重要性を後輩にしっかり説明できたときには、自分が着実な成長を遂げられていると思えました。

交通インフラを支えることに
やりがいを感じ、
魅力ある沿線地域に
惹かれた
東急線の全長は110.7km。路線は東京都と神奈川県に跨り、中目黒や自由が丘、武蔵小杉など魅力ある沿線地域に惹かれ、交通インフラを支える仕事にやりがいを感じたことが入社の大きな要因です。そして、学生時代に学んだ電気工学の知識をこの会社で活かしていきたいと思い、自宅の最寄り駅から東急線が直通していたことが東急電鉄を選んだきっかけでした。
幅広いメンバーと共に業務に取り組むことができ、お互いに切磋琢磨しながら成長できる環境があります。わからないことも気軽に質問できる働きやすい職場で、着実に成長を遂げることができました。
将来は現場責任者として、後輩や協力企業の方々を適切に指導・管理できるようになりたいと考えています。また、保守・保安業務に加えて、変電所機器更新や電気司令所の電力運用にも携わりたいという目標があります。
これまでの業務経験を通じて、設備の老朽化や保守作業の効率化に関する課題が見えてきました。そのため、これらの経験を活かして、耐久性が高く、保守が容易な設備の設計に取り組んでいきたいと考えています。

新路線開業に伴う
新しい設備の点検など
数多くの印象的な業務を経験
これまでにさまざまな業務を経験してきました。なかでも最も印象的な経験は、新路線開業に伴う新しい設備の点検です。東急線では2023年3月に新路線となる相鉄・東急新横浜線が開業し、それに伴い、保守・保安する電気設備も新たに増え、慣れない設備を担当することになりました。いままで経験してきた既存の電気設備とは異なるものであり、点検手順など一から覚える必要がありましたが、多くのメンバーと力を合わせ、点検を予定どおりに完了できたときの達成感はとても大きかったです。
同時に、こうした設備の設計や保守を担う責任者には知識とマネジメント力が必要であると感じ、自分もそのような役割を担えるように成長していきたいと思いました。
また、ある変電所の定期検査にて遮断器の一部が破損しているのを発見したことも強く印象に残っているエピソードです。
発見した時はすぐに異変に気付き、現場責任者へ報告し、事なきを得ることができました。日頃から常に異常はないか、疑いの目を持って検査に臨む重要性を身をもって経験できたことは自身の成長につながりました。
1日の流れONE DAY SCHEDULE
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08:00
始業・ミーティング・メールチェック
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09:30
検査業務
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12:00
お昼休憩
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13:00
検査業務・事務処理
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16:00
検査業務・日中勤務修了
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17:30
入浴・仮眠
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0:30
夜間作業開始
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04:30
検査終了
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05:00
事務処理
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08:00
終業
休日の過ごし方OFFDAY
プロ野球観戦が趣味で、よく試合を見に行きます。
職場の同僚にもプロ野球ファンが多く、予定が合えば一緒に観戦することもあります。