
INTERVIEW
土木・建築
保線担当
RAILWAY to
中西 仁也
2022年入社
和歌山県出身
検査や補修工事によって、
線路の保守・改善を行う
東急電鉄に入社したいと思うようになったきっかけは、学生時代から親しくしていた先輩から入社後の話を伺ったことでした。職場の環境がとても働きやすく、福利厚生も充実していることなどを熱く語ってくださったため、就職先の候補として考え始めました。
ホームページなどで事業内容やさまざまな取り組みについて見ていくなかで、特に魅力的に感じたのが安全対策に力を入れている企業姿勢でした。全駅へのホームドアとセンサー付固定式ホーム柵の設置、全踏切への障害物検知装置の設置など、お客さまの安全・安心を重視した取り組みを他社に先駆けて進めており、この会社の一員として自分も働きたいと思いました。
入社して強く実感しているのは、本当に働きやすい会社であるということ。本社と保線区の両方の部門を経験しましたが、先輩社員はみなさん優しい方ばかり。業務でわからない点があれば親身に教えてくれますし、仕事の進め方やスケジュール管理などについても指導いただきました。
また、本社ではリモートワークやフレックスタイム勤務の制度が整っており、保線区などの部門でもスライド勤務をはじめとした多様な制度があります。社内公募で他部門へ異動できる仕組みや、他部署と交流できるイベントもあり、とても社員を大切にしてくれる会社です。

線路の保守を担当。
お客さまからの言葉が嬉しい
私が現在担当しているのは池上線・多摩川線の線路の保守管理です。線路の巡視や検査、補修計画・工事に加え、お客さまからのご意見にもとづいて改善に向けた施策・管理を行うCS担当としての業務も行っています。
東急電鉄をご利用になるお客さまは1日に約330万人。多くのお客さまの「安全確保」のために日々線路の保守を担っています。
私たちの仕事は、日頃の業務のなかでお客さまと接する機会はありません。しかし、作業を行う現場へ電車で移動している際などに、「ご苦労さまです」や「いつもありがとう」とお客さまから声をかけていただけます。また、線路の巡視をしているときに、線路の上にかけられた橋や建物から子どもたちが「がんばって!」と激励してくれることもあります。そうしたお客さまからの言葉が嬉しく、仕事への意欲が高まります。

入社からこれまでに
多くの学びを得てきた
入社して最初の配属は本社の保線課でした。この当時の業務は他部署との調整が必要になることが多く、いくつもの部署の意向を考慮したうえでスケジュールや工事の方法などを考えていましたね。簡単ではない業務でしたが、このときの経験が自分を大きく成長させてくれました。
強く印象に残っているのは、新横浜線の監査に立ち会った経験です。勉強のために先輩に同行させてもらったのですが、夜間に線路で行われる検査や竣工書類の確認なども目の当たりにできました。
監査官にさまざまな説明をしている先輩方の姿を見て、自分も将来はこのような役割を担えるようになりたいと思いました。
現在の目標は、保線区の業務をできるだけ早く覚えること。後輩たちの見本となれる存在を目指しています。そして将来は大規模改修や新線開業などのプロジェクトに携わり、その中心を担って周りのメンバーを引っ張っていけるように、今後は保線以外の知識も学んでいきたいです。
1日の流れONE DAY SCHEDULE
-
08:30
始業・朝礼
-
09:00
軌道内にて検査業務
-
12:00
お昼休憩
-
13:00
事務作業
-
17:30
昼の勤務終了・夕食と仮眠
-
23:30
起床
-
0:00
夜間作業開始
-
04:20
作業終了
-
05:00
仮眠
-
08:00
終業、または日勤業務へ
休日の過ごし方OFFDAY
友人と自転車に乗って出かけています。いろんな街を訪れたり、自転車屋さんに行ったり、古着屋さんを巡ったりしています。写真が好きなので、カメラを持って出かけ、風景などを撮影することもあります。